10月25日26日2日間、芳野中学校2年生の男子二人を【14歳の挑戦】で受け入れました。
コロナでしばらく開催できなかった為、当社でも3年ぶり?くらいの受入れとなります。
とにかく元気いっぱい!
運動部で近所の友達同士という事もあってか、仲良く、終始楽しそうに過ごしてくれていました。
身内に業界の関係者がいて、建設業に興味があるという二人でしたが、1人は新幹線の運転手になりたいとのことでした。色々な夢があっていいですね。
どんな仕事であっても、何よりも大切なこと。
【挑戦】という事なので、まずは社会の厳しさを教える必要があります!
『仕事ちゃなんや!?』
働く時、仕事をする時に大切な事などをまずは社長から説明します。
何をしている会社なのか?会社はどうやって選ぶのか?
など人生の手ほどきも行います。
何よりも大切なことは、
『色んな人に感謝して生きていくこと。親に感謝する。ありがとうっていうこと。』
これは、毎日言わんとあかんことです。
自分だけでは生きていけない。色んな人がいるからこそ生きていける。
という事を教えました。
事務仕事から模擬配線までを体験
仕事への挑戦は、まずは事務仕事から始めます。
今の世の中では当たり前となっているパソコンを使った伝票入力と荷受けの仕事を体験してもらいました。
普段あまりパソコンは使わないということで、不慣れながらも何とかこなしてくれていました。
人気の高所作業車の体験はやはり楽しかったみたいです。
今まで乗ったことがないので乗ってみたいという事で、地上14メートルの高さまで登りました。
あまりの高さに正直びっくりしていましたが、内心ドキドキしながらも面白かったようです。
工事中の現場に行かせる訳にはいかないので、太陽光の現場、エネファーム、電気自動車の充電設備を見学したりしました。今の時代に必要なもの、電気自動車の充電や電気設備などを教えていきます。東京都の事例で話題になっていますが、最近は新築住宅で太陽光発電が必須になってきています。
自分たちが暮らす家の照明などが実際にどうやって点いているのかを知ってもらうために、模擬配線の体験をして自分たちで作ってもらいました。
ブレーカー、配線、照明、スイッチ、ジョイントなどを繋げる簡単な模擬体験ですので、1時間ちょっとでできました。普段は何気に使っているものの理屈がわかる良い体験だったかと思います。
仕事も勉強も全部通じている。
学生たちからの感想を聞くと、
『勉強になりました。楽しかった。』と答えてくれました。
とにかく元気がよかったのが印象的でした。
『会社はかたい印象と思ってきたけど、冗談も交えながら話してくれて気持ちが楽になった。』そうです。
いつも授業をしてくれる先生にも感謝しなきゃいけない。ことも最後に伝えました。
私たちも、お客さんの所に行くときは準備していきます。当たり前ですが、どんな仕事にも予習、復習をして挑まなければいい結果にはなりません。
これは、仕事も勉強も全部通じています。
終わった後に反省をして同じことを繰り返さない。
社会に出るための勉強。物事を理解するための勉強。
今回の14歳の挑戦を通して、少しでも社会に出ることの大変さと、楽しさと、感謝することの大切さに気付いてくれていたら嬉しい限りですね。