1993年、今から28年も前に、住宅用太陽光発電が日本で初めて発売されました。
当時、西森電気でも北陸エリアの先駆けとして多くの太陽光発電工事を施工しました。
太陽光発電は、『太陽電池』と呼ばれる装置を用いて、太陽の光エネルギーを直接電気に変換する発電方式です。
太陽光は巨大なエネルギーであり、しかも枯渇する心配がありません。太陽の光という無尽蔵のエネルギーを活用する太陽光発電は、年々深刻化するエネルギー資源問題の有力な解決策の一つです。
また太陽光発電は、発電の際に地球温暖化の原因とされている二酸化炭素(CO2)を排出しません。
地球にもやさしい太陽光発電において、日本は世界でもトップクラスの技術を保有する国なのです。
30年近くが経つ今、その太陽光発電において世の中では様々な困り事が発生しているのです。
帝国データバンクによると、
『太陽光関連業者の倒産が2年ぶりに増加に転じた。2020年(1~12月)の太陽光関連業者の倒産件数は84 件と、2019年の74件から13.5%の増加となっている。』とのことです。
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当時は、太陽光バブルと言われるほど多くの施工業者が乱立していました。
完全に売り切りで、アフターフォローなしというひどい施工業者が数多くいたものです。
ビル、工場の屋根貸しなど、自社設備として投入するのではなく屋根を貸してのせたい業者がお金を出してのせるというケースもありました。屋根の空いているスペースを有効活用しようと、一見効率的です。
問題の一つは10年問題です。耐用年数が10年、パワーコンディショナーの取り換え等、替えなければいけない部品があるのですが、そもそも施工した会社がなくなっているのです。
または、メーカーの施工者IDが必要なケースです。講習した人しかそこのメーカーの施工ができないという問題が発生しています。免許を持っている会社自体がそんなにあるわけではないのでそもそも問題です。
太陽光パネルは劣化します。風やモノが当たって割れることもあります。
それに対して処分する技術が間に合っていないことも現状です。リサイクル、リユースも進んでいますが、発電効率が落ちるなどの問題が解決されていないままです。
原子力の問題と一緒です。最終処分まで決まってもいないのに見切り発車して、その間に考えましょう。というのは、結構ある問題ですよね。
最近では銀行さんなどの紹介で、売電から自家消費を目的とした太陽光発電が増加してきています。
西森電気では有難いことに、太陽光発電に関する仕事を大手さんが一緒にやりましょうと言ってくれています。
自家消費用蓄電池設置工事や、住宅、ビル、工場などにも自家消費用蓄電池の設置が益々普及します。
電気自動車もどんどん増えていますが、チャージが大変です。
電気は安いメリットがあります。一方、チャージに時間がかかります。その間その場に居なきゃいけません。遅い上に、料金が安すぎて商売として成立しません。設備を導入するメリットがないのです。
カーボンニュートラルには、課題が山積しています。
今回のひとりごと、『結局はちゃんとした業者さんに言おうね。』ということがテーマです。
時流をつかんで、その時だけの仕事ではなくて、安心して任せられる業者さんが大切ですよね。
結局は、地元の昔からやっとる電気屋さんがいいのかな。モノを考えて行動する会社であることが大事です。
宣伝ですね(笑)