高岡工芸高校の学生さんがインターンシップに来てくれました。

2022年7月5日(火曜)・6日(水曜)の2日間で、仕事に関する心構えや、当社の仕事に関して学んでもらいました。

インターンシップスケジュール

【1日目】

会社を訪問して最初は、簡単なオリエンテーションで緊張をほぐしていきます。仕事に対する心構えや、西森電気のお仕事について、社長より話をしてもらいます。

午前中は事務所内、事務所周りでの実習です。

当社のベテラン社員が、CADを活用した電気工事図面の作成をレクチャーします。社内の2階設計室で簡単な照明器具の施工図を描きます。また、駐車場では高所作業車の乗務体験も行いました。

昼食後は、少し体を動かしての実習です。1階の展示場において、基本的な墨出し、開口、器具付けの体験をしてもらいました。

体験後は会社にいる社員も集まって簡単なディスカッションです。今日の体験を振り返り、質疑応答、担当した社員からの総評もしてもらいました。あっという間の一日でした。

【2日目】

2日目は実際の世の中で必要とされている電気や給排水に関する設備を学びます。

午前中前半は、太陽光に関して勉強します。太陽光についての概要と、これまでと現状、これからについて理解してもらいます。その後実際の住宅で太陽光の施工現場を視察してきます。話を聞いて、実際に見ることで理解を深めてもらいます。

次は、電気自動車についてです。近年、電気自動車が急増しています。電気で走るので、充電する設備が必要になります。自動車販売店さんに協力してもらい、電気自動車用の施工現場を視察してきました。

午後からは、融雪装置についての勉強と体験です。電気と水のハイブリッド企業である当社は、融雪装置の設置も得意としています。弊社駐車場では昨年施行した融雪装置がありますので、現場を見学しながら説明していきます。実際に塩ビ配管の施工体験も行いました。

フルハーネスを装着してもらいましたが、まだまだ着せられている感が満載ですね。年数がたつと様になってくるモノです(笑)

あっという間の2日間でしたが、学生さんにとって今後の自身の進路を考える何かしらのきっかけになれば幸いです。弊社社員にとっても非常に良い機会になりました。

高所作業車の免許取得講習に際して、準中型免許以上の取得が必要になります。この道に進まれるようであれば、運転免許取得の際には必ず取っておいて欲しいと感じました。

最近は高校や大学を問わず、学卒者が就職してからの離職率が高いという話をよく聞きます。中途の採用も同じかもしれませんが、『仕事はそんなに甘くないよ』という事も教えてあげたいと思います。

『我慢しろ』とは言わないですが、忍耐力は必要です。仕事は難しいから面白いわけで、できることが増えていくから成長していきます。最近は、何でもすぐに諦めたり、投げ出してしまう子が多い気がしています。

せっかく学生時代に何かしらの興味を持って、その道に進もうと決める訳です。覚えることも多く、資格を取得する事も必要です。自分だけで仕事をしているわけではなく、周りとのコミュニケーションの必要性など、大変なことは勿論、本当の意味での仕事の面白さまで伝えてあげられていたらいいですね。

弊社では、難しいことは求めません。

元気な挨拶と、笑顔で仕事をすること。真面目で、はきはきとした方であれば大歓迎です!