『電気のことなら』-電力需給見通し2019年夏の電力は?-

経済産業省は、4月26日に『2019年度夏季の電力需給見通し』を発表しました。

発表によると、今年の夏季(7月・8月・9月)の電力需要は、数値目標付きの節電要請などは実施されないという事です。

エリア間での供給移動や連携、計画外の停電率を考慮しても、10年に1回程度の厳気候(猛暑及び厳寒)に対して、安定供給のために最低限必要とされる3%の予備率は確保できる見通しとなったためです。

その上で、省エネなど無理のない範囲での節電協力の呼びかけや、電力脱落等の想定外の事態に備え、必要に応じて『需給ひっ迫警報』を発出できるようにするなど、平時からの備えは、引き続き行うとしています。

2018年度冬季の電力需給実施実績によると、北海道エリアのみ『数値目標なしの節電要請』が実施されたものの、予備率3%を下回ることはありませんでした。

2019年2月8日には記録的な低気温により、北海道全域で暖房需要等による電力需要が高まりましたが、安定供給への支障は発生しませんでした。

いずれにしても、電気の供給は安定して行われており、不慮の事態も想定した予備率の確保に取り組んでいる為、安心して私たちは生活が送れるという事です。

それでも各自の無理のない省エネ活動は、地球の温暖化防止や、エコロジーの観点からも必要です。コスト削減にもつながる省エネを心がけていきましょう。

【参考資料】

2018年度冬季の電力需給実績の振り返り及び2019年度夏季の電力需給見通し・対策についてより引用

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